抗議デモのため排水門前に並んだ漁船=3日午後0時59分、長崎県諫早市、朝日新聞社ヘリから、金子淳撮影
国営諫早湾干拓事業(長崎県諫早市)の潮受け堤防排水門の開門を訴え、有明海沿岸4県の漁業者有志が3日、海上デモをした。漁船約100隻(主催者発表)が参加。「有明海再生には開門しかない」と訴えた。
諫早湾訴訟、国が基金創設提案へ 開門に代わる和解案
事業を巡る訴訟の和解協議で、国が開門しない前提で示した100億円の基金案の受け入れに傾く漁業団体があることから、開門を求める漁業者が危機感を抱き、緊急に集まった。
和解協議で長崎地裁は、基金案…