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植松被告が謝罪「申し訳ない」 相模原殺傷、記者と面会

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植松聖容疑者=昨年7月27日午前7時32分、相模原市緑区、恵原弘太郎撮影


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相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で昨年7月、入所者ら46人が殺傷された事件で、殺人罪などで起訴された元職員の植松聖(さとし)被告(27)が28日、勾留中の神奈川県警津久井署で朝日新聞記者と面会した。植松被告は「私の身勝手な考えと行動で障害者の方を殺傷し、多くの方を怒りと悲しみで傷つけてしまい、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。


「暴力団に狙われる」思い込み実行か 相模原殺傷容疑者


相模原の殺傷事件


植松被告は逮捕後の神奈川県警の調べに、「障害者は周りを不幸にする」などと独善的な供述をしたとされ、命には優劣があるとする優生思想に基づいて事件を起こしたとみられている。しかし、記者に対して植松被告は自らの考えを「身勝手」と語り、深く頭を下げた。


面会に立ち会った警察官は、事件に関する問答をあらかじめ禁じた。記者が「いま何か考えていることはありますか」と問うと、警察官の制止を聞かずに、謝罪の言葉を続けた。


会ったり、話したりしたい人がいるかを尋ねると、「今は遺族の方に謝罪することしかできないと思っています。そうしないと自分に何かを言う資格はないと思います」と答えた。


10分ほどの面会で、「他に話…



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