24日午後3時25分ごろ、東京都練馬区と板橋区にまたがる都立城北中央公園の管理事務所から、「カラスが大量に死んでいる」と110番通報があった。公園内で、50羽ほどのカラスが直径約40メートルの範囲にわたって死んでいた。警視庁は鳥獣保護法違反などの疑いで捜査を始めた。
練馬署によると、カラスが死んでいたのは公園の南東部。同日午後3時ごろ、犬の散歩をしていた女性から「パンを食べたカラスが死んでいくのを見た」と事務所に連絡があった。事務所の職員が大量のカラスの死骸を見つけ、袋に入れて回収した。衰弱したカラスもいたという。
署は、鳥インフルエンザの可能性はないとしており、死亡した原因を調べる。