(26日、大相撲春場所千秋楽)
どすこいタイムズ
新入幕で大阪出身の宇良が勝ち越し、千秋楽の場内を大いに沸かせた。
7勝7敗で向き合ったのは、自分より体重が84キロも重い逸ノ城。立ち合いから相手の右へ、右へ。巨体にぶち当たっていくと、右腕を固められた。土俵際に押し込まれると、決死の右すくい投げ。土俵外へ倒れ込みながら、必死で体を浮かせた。相手の右手が先に土俵へついたのを見ながら、土俵下へ転げ落ちた。
すぐに立ち上がって軍配を確認すると、逸ノ城に上がっていた。思わず「なんで?」という表情を見せた宇良。ものいいがつき、行司差し違えで宇良の勝ちとなった。
西の支度部屋では部屋の関係者…