30秒の充電で5キロ走行し、中型旅客機1機の乗客全員の中継輸送を一往復で完了できる。高エネルギー型スーパーコンデンサ路面電車が22日、中車株洲電力機車有限公司でラインオフした。新華社が伝えた。

同社都市軌道システム研究開発部の聶文斌マネージャーによると、この昆明長水国際空港快速輸送システムで使用されるエネルギー貯蔵型路面電車は、3ユニット・6万ファラド高エネルギー型スーパーコンデンサで給電する。7モジュール編成（7両編成）の定員は500人で、乗客が乗り降りする30秒の間に充電を終え、そして平坦で直線的な道を5キロ走行できる。最高時速は70キロ。

この路面電車はさらに革新的な自動運転技術を採用し、空港の全天候運行の需要を満たす。同時にグリーンでエコロジー、人に優しい設計などのメリットがある。例えばスーパーコンデンサは85％以上の制動エネルギーを吸収し、エネルギーの循環利用を実現する。路面電車全体に100％ノンステップ設計を採用し、乗客が荷物を持ちながら移動しやすくなっている。（編集YF）

「人民網日本語版」2020年8月24日