営利目的で特別養子縁組をあっせんしたとして、民間団体「赤ちゃんの未来を救う会」(千葉県四街道市、昨年9月に解散)の元理事ら男2人が児童福祉法違反の疑いで逮捕された事件で、千葉地検は28日、2人を同法違反罪で起訴し、発表した。
発表などによると、元理事の上谷清志(36)=那覇市安謝1丁目=、元代表理事の伊勢田裕(32)=札幌市手稲区=の両容疑者は昨年4~5月、特別養子縁組をあっせんする実費名目で、東京都の50代の夫と40代の妻から225万円を受け取り、夫と、出産予定だった神奈川県の20代女性にそれぞれメールで連絡し、養子縁組をあっせんしたとされる。