オリックスのロメロ
(7日、オリックス4―2日本ハム)
ロメロがアーチを放つと勝つ。4番の3試合連続本塁打で、オリックスが3連勝。勝率を5割に戻した。
三回2死二塁、138キロを振り抜いた打球はバックスクリーンまで到達した。「西野をかえしたくて強く打った」一打だったが、実は痛みを抱えていた。
先取点へと結びついた二回の盗塁で体勢を崩して腰に違和感を覚えた。それでも三回1死二塁、右翼での守備で、岡の飛球をフェンスにぶつかりながら好捕。三回の本塁打は、腰にさらに強い張りを感じながら、自らの意志で入った打席だった。この回までで大事をとって交代したが「フェンスへのプレーはチームに貢献できたと思う。同じような状況が来たら、またぶつかってでもとりにいく」。どこまでもチーム思いだ。
○福良監督(オ) 勝率5割。「金子は球数が多かったけど、よく粘ってくれた。明日からが大事。全員で戦っていきたい」
○金子(オ) 6回2失点で初白星。「開幕戦で1勝を挙げたかったけど、できなかった。なんとか今日勝ててよかった」