爆発事件の後、警察に付き添われるドルトムントの選手たち=AFP時事。香川真司選手(手前)の姿もあった
ドイツ北西部のドルトムントで11日午後7時過ぎ(現地時間)、サッカー1部リーグのドルトムントの選手が乗ったチームバスの付近で爆発があった。スペイン出身のDFマルク・バルトラ選手(26)が手首を骨折するなどのけがを負った。
ドルトムントのチームバス付近で爆発3回
選手は、試合は… ドルトムント爆発、戸惑うサポーター
所属する日本代表の香川真司選手(28)もこの日の試合に出場予定だったが、デュッセルドルフの日本総領事館によると、香川選手にけがはなかった。捜査当局は、何者かがチームを狙って爆発物を仕掛けたとみて、殺人未遂の疑いで調べている。
地元警察や報道によると、爆発は、選手が宿泊するホテルから約10キロ離れた試合会場に向かう途中で起きた。ホテルを出発後すぐに3度の爆発があり、バスの窓ガラスが割れるなどした。爆発物は通り沿いの生け垣近くに置かれていたとみられる。現場近くで犯行声明文のようなものが見つかったとの情報もあり、捜査当局が慎重に調べている。
バルトラ選手のすぐ隣に座って…