4日の試合後、鹿島の小笠原(40)は、試合中の小競り合いの最中に浦和選手によるレオシルバ(左)への暴言があったと発言した=関田航撮影
4日のJ1浦和―鹿島(埼玉)で、両チームの選手が反則を発端に小競り合いになった際に、侮辱的な発言があった疑いがあるとして、Jリーグの規律委員会が関係した選手から聞き取り調査をすることが6日、分かった。7日に同委員会が開かれる予定。
問題となったのは、後半30分過ぎの小競り合いで起きた口論。試合後、鹿島のMF小笠原が話した内容によると、浦和DF森脇が、鹿島MFレオシルバに向かって、「くさい」などと侮辱的な発言をしたという。
一方、小笠原の発言を受けて森脇が報道陣に対応し、小笠原に対しての言葉だったと否定。発言を反省しているとした上で、「侮辱するような発言はしたことがない」と話し、両者の主張が食い違っていた。規律委は、小笠原と森脇から聞き取りをする方針。
鹿島は相手選手から暴言を受けたとして、試合全体を管理監督するマッチコミッショナーに報告していた。