統計によると、中国のモバイル決済ユーザーはすでに8億人を超え、モバイル決済市場の規模は3年連続で世界一になった。過去1年間、モバイル決済を最もよく利用したのはどのような人たちか。1日に何回利用するのか。中国銀聯の調査報告書は、モバイル決済がどれほど普及しているかを明らかにした。中央テレビニュースが伝えた。
銀聯は全国の17万人あまりを対象に行った調査分析に基づき、今月1日に「2020年モバイル決済セキュリティ調査報告」を発表した。それによると、回答者の98%が、「モバイル決済は最もよく利用する決済手段」と答えた。
調査によると、20年にはモバイル決済の1人1日あたりの平均利用回数は3回で、5回以上という人の割合は調査対象全体の25%に達した。モバイル決済を最もよく利用するのは95後(1995年から1999年生まれ)の男性で、1日あたりの平均利用回数は4回だった。また最もよく利用される決済手段はQRコード決済で、回答者の85%が利用していた。
モバイル決済が最もよく利用されるのはどのような場合か。中国銀聯リスクコントロール部の王宇シニアディレクターは、「オンラインでの利用では、クレジットカードの利用代金支払い、ネットショッピング、バーチャルアイテム、デリバリーなどに関連した場面での利用頻度が高い。オフラインでは、主に小規模・零細業者で利用される。50歳以上の層はオフラインショッピングでの利用が比較的多く、利用シーンは主に野菜市場、スーパー、一部の小売の実店舗に集中する」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年2月3日