男子100メートルで並走する飯塚翔太(右)とケンブリッジ飛鳥(左)=加藤諒撮影
陸上の布勢スプリントは4日、8月のロンドン世界選手権の代表選考会を兼ねて、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場であり、男子100メートルで飯塚翔太(ミズノ)が日本歴代7位の10秒08(追い風1・9メートル)を記録。10秒12(同)のケンブリッジ飛鳥(ナイキ)とともに、世界選手権の参加標準記録10秒12を突破した。この種目での突破は山県亮太(セイコー)、桐生祥秀(東洋大)に次いで計4人となった。
女子100メートルの福島千里(札幌陸協)は11秒59(追い風1・1メートル)にとどまり、世界選手権の参加標準記録11秒26の突破は23日からの日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)に持ち越された。女子100メートル障害では、木村文子(エディオン)が追い風参考ながら日本記録(13秒00)を上回る12秒99をマーク。