「惣菜・べんとうグランプリ 2017」の駅弁・空弁部門で優秀賞を受賞した「青森のぜいたく弁当」
全国各地で売られている総菜や弁当が商品力やアイデア力、満足度などを競う「惣菜・べんとうグランプリ 2017」(日本食糧新聞社主催)で、青森県三沢市中央町4丁目の仕出し業「三咲羽(みさわ)や」が作った駅弁「青森のぜいたく弁当」(1300円・税込み)が、駅弁・空弁部門で優秀賞を獲得した。
「ぜいたく弁当」は、新幹線を利用するサラリーマンが「ビール片手に楽しめる」ことや「ぜいたく・納得・満足」をコンセプトにした。三方が海で、海からも陸からも豊かな恵みがある青森を、八戸前沖サバと海峡サーモンの握りずし各4貫を中心に表現した。
サバには田子産ニンニクみそと特製ピリ辛だれ、サーモンにはクリームチーズとオニオン、茎ワサビと、それぞれの味付けにも地場産品を利用。さらに生産量日本一である地元産ゴボウを漬物や昆布巻きに使った。20日の受賞報告の際、試食した種市一正・三沢市長らは「これは(ビールが)飲みたくなるなぁ」などと話していた。
弁当は東北新幹線新青森、七戸十和田、八戸、盛岡の各駅で販売中で、取り寄せも出来る。問い合わせは同社(0176・57・3481)まで。(鵜沼照都)