日本オリンピック委員会(JOC)は27日の評議員会で、理事29人を改選した。女性理事は倍増の6人となり、目標の2割以上となった。新任理事は2008年北京五輪ソフトボール日本代表監督で金メダルを獲得した斎藤春香氏ら6人。1988年ソウル五輪シンクロナイズド・スイミング銅メダルの小谷実可子氏と76年モントリオール五輪バレーボール女子金メダルの荒木田裕子氏が理事に復帰した。7月4日の理事会で竹田恒和会長の10選が決まる見通し。任期は2年。
【理事】(○は新任、△は復帰、敬称略)
〈競技団体選出〉△荒木田裕子(63=バレーボール)、○上野広治(58=水泳)、大塚真一郎(60=トライアスロン)、尾県貢(57=陸上)、○北野貴裕(53=スキー)、○坂本典幸(59=ラグビー)、高田裕司(63=レスリング)、田嶋幸三(59=サッカー)、塚原光男(69=体操)、橋本聖子(52=スケート)、平岡英介(69=ボート)、福井烈(60=テニス)、星野一朗(62=卓球)、松丸喜一郎(63=ライフル射撃)、村津敬介(68=ゴルフ)、山下泰裕(60=柔道)、○斎藤春香(47=ソフトボール)、野端啓夫(67=アマ野球)、小風明(62=剣道)、○南和文(67=相撲)
〈学識経験者〉竹田恒和(69=国際オリンピック委員会委員)、○伊藤雅俊(69=日体協会長)、△小谷実可子(50=世界オリンピアンズ協会理事)、斎藤泰雄(69=元駐仏大使)、高橋尚子(45=日本陸連理事)、日比野哲郎(59=JOC事務局長)、藤原庸介(64=日本オリンピックアカデミー副会長)、室伏広治(42=東京2020組織委理事)、山口香(52=筑波大大学院准教授)