九州北部の記録的な豪雨の影響で、JR鹿児島線や長崎線、佐世保線、日田彦山線、久大線など在来線の9路線で始発から運転を見合わせている。JR九州は6日朝、久大線の光岡(てるおか)―日田間の花月川橋梁(きょうりょう)(大分県日田市、長さ約80メートル)の流出を確認。「復旧には、かなりの時間がかかる」としている。
JR九州によると、9路線と区間は鹿児島線(久留米―熊本)▽長崎線(久保田―湯江)▽佐世保線(肥前山口―早岐)▽日田彦山線(添田―夜明)▽筑肥線(西唐津―伊万里)▽唐津線(久保田―西唐津)▽久大線(善導寺―向之原)▽豊肥線(阿蘇―中判田、水前寺―肥後大津)▽三角線(宇土―三角)。
西日本鉄道によると、天神大牟田線の柳川―大牟田間で始発から運休。西日本高速道路によると、大分自動車道は甘木(福岡県)―玖珠(大分県)間で通行止めが続いている。長崎自動車道は6日午前7時から佐賀県内の多久―嬉野、武雄ジャンクション―武雄南間で通行止めになっている。