「共謀罪」をめぐっては各地で反対デモが続いた=6月、国会前 犯罪の計画段階で処罰する「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ改正組織犯罪処罰法。国会審議では処罰対象のあいまいさや「内心の自由」を侵す危険性も指摘されたが、疑問は解消されぬまま、11日、施行された。「共謀罪のある社会」とはどんな社会なのか。創作の世界で考えるヒントになる作品を映画、文学、音楽の3分野の専門家に選んでもらった。 特集:「共謀罪」 映画評論家の森直人さんが薦めるのは、トム・クルーズ主演の映画「マイノリティ・リポート」(2002年)だ。舞台は近未来のアメリカ。犯罪を事前に予知できるシステムが導入され、捜査当局は犯行が起きる前に「犯罪者」を逮捕していく。「犯罪を準備段階で罰することを突き詰めるとどうなるかがわかりやすく描かれている」と話す。 森さんはさらに、政府が共謀罪をめぐる議論でたびたび持ち出した「一般人は対象外」という言い分の危うさを考えさせられるという。主人公はシステムを使う側の捜査員だが、ある日突然、「殺人を犯す」とシステムに予知され、身に覚えがないまま「追われる側」になる。 「人が犯罪を犯さない『一般人』かどうかはシステムが決め、個人の意思と関係ない。公開された当時、不条理劇のような展開と思っていたが、嫌疑をかける権力側が平然と、『一般人は対象外』と語る現実を見ると、この作品が描いた方向に社会が進んでいると実感させられる」 文芸評論家の藤田直哉さんは、… |
「共謀罪」のある社会 映画や小説が描く、その姿とは
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