数字で見る安倍内閣の改造
3日に発足した第3次安倍第3次改造内閣は、内閣支持率が急落する中で「安定」を重視した結果、過去の改造に比べて留任、初入閣の閣僚がともに最少にとどまる一方、経験者の再起用が突出して多いのが特徴だ。
安倍内閣の改造は、2012年の衆院選勝利で政権に返り咲いた第2次内閣で1回行われ、14年衆院選を経た今の第3次内閣では3回目となる。
4回の改造を比較すると、今回は19人の閣僚のうち閣内にとどまる留任は最少の6人。麻生太郎副総理兼財務相と菅義偉官房長官の「骨格」に加え、世耕弘成経産相、1億総活躍相から横滑りさせた加藤勝信厚労相ら、首相の信頼が厚い最小限の顔ぶれだけが残った。
初入閣も6人で最少だ。新任の…