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タイブレーク「対応考える」「寂しい気も」 監督らの声

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2017-9-20 12:24:58  点击:  切换到繁體中文

 

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福岡大大濠・八木啓伸監督


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横浜の渡辺元智・前監督


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大阪桐蔭・西谷浩一監督


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早稲田実・和泉実監督


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中京学院大中京(軟式)・平中亮太監督


タイブレークの導入について、現場の受け止めは様々だ。


甲子園、来春からタイブレーク導入へ 故障の予防を重視


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〈福岡大大濠・八木啓伸監督の話〉 タイブレーク導入が投手の負担軽減になるかどうかは、一概にはいえない。この二つをかみ合わせると、話がごちゃごちゃになる。逆に投手は精神的に負担がかかるのではないか。タイブレークの局面は試合の流れでできた局面でないから。


もっとも、試合の決着がつくというのはいいことだと思う。引き分け再試合がなくなり、日程面からもコンディション作りはやりやすくなる。選手の負担は少なくなる。


国際大会でも採り入れられており、タイブレーク導入は流れでしょう。ただ、それがいいのか、悪いのかと問われれば、答える立場にはない。ルールで決まれば、それに対応できるようなチーム作りをしたい。タイブレークに順応できる練習をしていかなければならない。


〈渡辺元智・前横浜監督の話(1998年夏に延長十七回を経験)〉


昔の人間なので、寂しい気もする。現代社会は忍耐を学ぶ機会が減っており、スポーツ、とくに野球にはその場を残して欲しいという思いもある。ただ、時代の流れでもある。今の指導者や選手が新しいルールの中で新しい伝統を作ることで、定着させていってもらいたい。


〈大阪桐蔭・西谷浩一監督の話〉


延長15回の試合が続いたことや、近年の暑さ、国際大会で導入されていることを考えれば、タイブレークは避けて通れないのかなと思う。致し方ないなという気持ちです。


ただ、ルールとして決まれば、言い訳はできないので、準備しなければならない。生徒たちに、後味の悪い思いをさせないようにやっていきたい。


〈早稲田実・和泉実監督の話(78回選抜大会2回戦の関西、88回全国選手権大会決勝で延長15回を経験)〉 再試合がなくなれば予定通り試合を消化でき、休養日も雨などでずれなければ投手の負担が軽くなるメリットはある。


また、このルールができたことで、「連投できる体力を」という練習からの球数も減るかもしれない。それに攻撃面で言えば、タイブレークに入る前に思い切って仕掛ける監督も出てくると思う。試合のなかで足し算、引き算するけど、タイブレークになれば環境は不利だと考えれば、早め早めに点を取る作戦を考える。複数点を狙うようになるのではないか。試合がきっこうすれば、我慢して守り合いのも手だと思うが、それがしづらくなる。意外と延長戦も少なくなるかもしれない。


〈今夏の全国高校軟式野球選手権を制した中京学院大中京・平中亮太監督の話〉


軟式では2015年からタイブレーク制が導入されたが、うちはまだ全国選手権では経験がないので、体験談は語れない。導入前の14年に崇徳(広島)と延長50回を戦い、大会後に色々な方と意見を交わした。なかなか得点の入らない軟式野球だが、出来ればタイブレーク制の導入は避けたかった。軟式の全国の舞台は選手権の一発勝負。そこでタイブレークで決着がつくのは、何ともいえない。大会日程のこともあるので難しいかもしれないが、代替案があればありがたい。戦術面で特段の対策はとっていない。








 

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