アメリカンフットボールの社会人Ｘリーグ（朝日新聞社など主催）は１４日からリーグ戦の第５節に入った。１５日には大阪・万博フィールドで、前節まで４戦全勝で１位のパナソニック（西地区）と、３勝１敗で２位のオービック（中地区）が激突。「西の雄」パナソニックが１６―１３で昨年のリベンジを果たし、最終節を残してジャパンエックスボウル（ＪＸＢ）トーナメント進出を決めた。

昨年のＪＸＢトーナメント準決勝の再戦は、またも雨。昨年は３―３でタイブレーク方式の延長に入り、オービックが競り勝った。守備に自信を持つチーム同士の対戦は今年もロースコアの展開ながら、見応えある一戦になった。

オービックは自陣２ヤードからの最初の攻撃で、敵陣に入ったところでパントしようとすると、蹴る前にパナソニックのＤＢ小池直崇（関学大）がタックル。パナソニックは敵陣３８ヤードと絶好のボールポジションから２度目の攻撃シリーズとなった。第１ダウンは、この日のキープレーとなったＱＢベンジャミン・アンダーソン（米アーカンソー大パインブラフ校）のラン。ブロックもよく、力強く駆け抜けてタッチダウン（ＴＤ）。キックはスナップが乱れて蹴れず、６―０とした。

守っては看板の守備ライン（Ｄ…