ゴルフ中にグータッチをする安倍晋三首相(右)とトランプ米大統領(中央)。ドライバーでナイスショットを打った首相に、トランプ大統領が後ろから「シンゾー」と声をかけてグータッチをしたという。プロゴルファーの松山英樹選手(右から2番目)も同伴した(内閣広報室提供)
5日に来日したトランプ米大統領と安倍晋三首相は、ともに「ゴルフ好き」で知られる。2人の親密ぶりに注目が集まるが、その背景を探るとほかにも様々な共通点が浮かび上がる。
日米首脳、ゴルフ開始 帽子に「日米同盟をより偉大に」
ドナルド・トランプ米大統領
首相にとって、ゴルフは最大の息抜き。約1年の短命に終わった第1次政権では1回しかプレーせず、ストレスをためる原因だったとのちに周辺に語った。
一方、米メディアによると、トランプ氏は米国や海外に17のゴルフ場を所有し、重要な商談などで相手を見きわめるツールとしてゴルフを活用。2月に訪米した首相と一緒にプレーした後、ツイッターに「日本にはすばらしい代表者がいる」と書いた。
両氏はともに肉好きでもある。特にトランプ氏はステーキを好み、焼き方はたいていウェルダン(よく焼いた)。ケチャップを付けて食べる。首相は焼き肉が好きで、外務省関係者によると、今回、首相とトランプ氏との会食会場を選ぶ際のキーワードは「肉」だったという。両氏の5日の昼食はハンバーガー、夜は東京・銀座の鉄板焼き店だった。
支持率はどうか。ロイター通信…