スマートフォンで自撮りをする(左から)草彅剛、稲垣吾郎、香取慎吾=72時間ホンネテレビから (C)AbemaTV
「72時間ホンネテレビ」は、豪華な出演者に大型企画など、地上波さながらのつくりの一方で、SNSとの連動などネットテレビらしい仕掛けの数々を凝らした。放送作家で、朝日新聞デジタルに「ジャニ担!」を連載し、ジャニーズアイドルに詳しい山田美保子さん(60)は「この3日間はテレビは負けたかもしれない」と振り返る。
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3人がとても楽しそうにやっていたので安心した。彼らがジャニーズ事務所を退所してどうなるのかと思っていたが、まとまっていてくれた。彼ら3人の受け皿と、ファンたちの気持ちの受け皿両方があったことに安心した。キャイ~ンの2人とか、爆笑問題や関根勤さんとか、まるでスマスマに出ているかのように、出演者も楽しそうだったことが印象的だった。
テレビがネットに負けると、ここ15年くらいずっと言われていたけど、負けないんじゃないかと思っていた。コンテンツをつくる力、予算、人材を含めて負けないと思っていたが、ホンネテレビを見て、この3日間は負けちゃったかなと思った。
テレビでやれないこと、テレビでやらなくなったこと、その両方をやった。あれだけの出演者がいて、予算も今どきあそこまでかけられる番組はない。コンテンツ力やマンパワー、予算とか今のテレビが勝てると思っていたことが、それが全部やられちゃったという驚きはあった。
草彅くんのユーチューバーも豪…