ACL決勝の前日練習で汗を流す浦和MF柏木(右から4人目)ら=さいたま市浦和区、河野正樹撮影
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は25日、埼玉スタジアムで決勝第2戦があり、浦和はアルヒラル(サウジアラビア)と対戦する。浦和の堀孝史監督は24日の前日会見で「サポーターとともに、ホームで本当の浦和の力を示したい」と意気込んだ。
最新の試合結果はこちら
サウジアラビア・リヤドであった第1戦は1―1で引き分けた。浦和は勝つか、0―0で引き分ければ10年ぶり2度目、日本勢としても9年ぶりの優勝が決まる。1―1の場合は延長戦に入る。
浦和は今季のACLはホームで全勝。DF遠藤航も「ホームでは負けていないので自信がある。必ず勝ちたい」と話す。一方、アルヒラルもACLでは今季無敗で、西アジアで圧倒的な力を誇る。
相手監督は自信
第1戦は引き分けたものの、攻撃が持ち味の浦和が防戦一方になった。かつて横浜マでプレーしたことがあるアルヒラルのディアス監督は「私たちのスタイルはボールを保持して攻撃的に行くこと。第2戦でも同じように戦う自信がある」と敵地でも積極的にプレーすることを宣言した。
第1戦では浦和FWラファエルシルバが得点を挙げ、相手を苦しめた。鋭いドリブルによる突破力を生かしたい。右足のけがが心配されるが、「痛みはなく、けがは大丈夫。攻撃の時間を増やすようにして美しい結果で終わりたい」と意気込んだ。(河野正樹)