プレミアムフライデーのイベントに参加した浅田真央さん(中央)、舞さん(右)=24日、東京都千代田区
元フィギュアスケート選手の浅田真央さんと姉の舞さんが24日、東京都内で、運動や健康をテーマにした「プレミアムフライデー」のイベントに参加し、皇居周辺をランニングした。
フィギュア特集 Kiss and Cry
経済産業省や経団連などでつくる「プレミアムフライデー推進協議会」が、スポーツの秋にちなみ、「月末金曜は、たいせつな人とカラダ動かそう」を合言葉に開催。浅田さん姉妹はトークセッションで登壇した。
司会者から「誰と何をして体を動かしたいか」と振られ、真央さんは「(愛犬の)エアロと一緒にランニング」を掲げた。「エアロは11歳で、けっこうなおばあちゃんで、なかなか走らないんです。なので週1回でも走れたらいいな」と語った。
舞さんは「真央とスケート」と話し、来月のアイスショーに向けて、真央さんに振り付けを依頼したことを明かした。自身以外の振り付けは初挑戦という真央さんは、「舞らしい感じ。キラキラした、かわいらしいところが入っている。お客さんも一緒に楽しめるプログラム」と見どころを紹介した。舞さんも「本当に頑張らないと」と応じた。
トークセッション後は、2016年リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した飯塚翔太(ミズノ)が加わった。真央さんらは、飯塚から走る時の体の使い方をアドバイスされた後、一般のランナーと一緒に、皇居外苑(がいえん)の約6・5キロを約1時間かけて走った。
軽く汗を流した真央さんは、来月に予定している米ハワイでのホノルルマラソンに向けて、「(4時間半を切ることは)大丈夫だと思います。11月はできるだけ毎日走っています」と話し、順調に準備が進んでいる様子だった。
また、右足を負傷して治療中の14年ソチ五輪男子金メダリストの羽生結弦(ANA)や、右足甲の骨にひびが入っていることを明かした世界選手権女子2連覇中のエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)に対し、真央さんは「結弦くんもメドベージェワちゃんも、年齢が上がってくると、けがも増えてくる。今は無理をせず、しっかり治して」と気遣った。