




観覧時間わずか1分のために殺到する応募、あふれかえるパンダグッズ――。人々はなぜパンダに熱中するのか。日本パンダ保護協会の名誉会長を務め、「パンダ通」の著書もある女優の黒柳徹子さんに聞いた。
シャンシャンは肝っ玉赤ちゃん 動じぬ姿「母親譲り」
シャンシャン、報道陣に公開 上野はお祝いムード一色
――シャンシャンの名前を決める選考委員に就き、上野動物園で生まれ育った3頭すべての「名付け親」になりました。
29年ぶりに育った子どもだったので、丈夫に育ってほしいと思いました。名前は小さな子どもでも言えるようなのがいいな、と。
――レンレンやヨウヨウなど八つの候補を選び、最終的にシャンシャンに決まりました。
シャンシャンは私の中で大本命でした。31年前に生まれたトントンは性別がすぐにわからなかったのでどちらになってもいいような名前を選んだんです。
――シャンシャンとはいつごろ対面しますか。
シャンシャンは顔立ちも、立ち振る舞いも本当にかわいい。目の位置や耳の位置でパンダの顔立ちは全部違うんですよ。あの姿を間近で見られるならやっぱり行きたい。お正月を過ぎたくらいに見たいと思っています。
――公開に向けた訓練では大人数にも動じない姿をみせているそうです。
人間を信じているんだと思いますね。上野動物園の育て方がうまいんじゃないかしら。お母さんは肝っ玉で、お父さんはちょっと恥ずかしがり屋。性格が違う夫婦の方がうまくいくのよね。
――パンダはどんな動物で…