2017年有馬記念のレース後にキタサンブラックをねぎらう北島三郎オーナー
日本中央競馬会(JRA)は9日、2017年度JRA賞各賞の受賞馬選考委員会を開き、10部門の受賞馬を決めた。年度代表馬には大阪杯、春秋の天皇賞、有馬記念とGⅠレースで年間4勝の活躍をしたキタサンブラック(牡(おす)5歳)が2年連続で選ばれた。キタサンブラックは、昨年12月の有馬記念優勝を最後に現役を引退した。
JRA賞は記者投票によって決定する。年度代表馬の投票では投票者290人のうち287票を集めた。残り3票はオジュウチョウサンだった。キタサンブラックは290票の満票で最優秀4歳以上牡馬(ぼば)にも選出された。
そのほかの各最優秀馬は次の通り。
▽2歳牡馬 ダノンプレミアム(275票)=次点タイムフライヤー13票
▽2歳牝馬(ひんば) ラッキーライラック(290票)
▽3歳牡馬 レイデオロ(289票)=次点キセキ1票
▽3歳牝馬 ソウルスターリング(162票)=次点モズカッチャン120票
▽4歳以上牝馬 ヴィブロス(194票)=次点アドマイヤリード49票
▽短距離馬 レッドファルクス(264票)=次点ペルシアンナイト16票
▽ダートホース ゴールドドリーム(261票)=次点コパノリッキー28票
▽障害馬 オジュウチョウサン(289票)=次点該当馬なし1票