甲府市の住宅で2016年8月に会社役員の男性が暴行され死亡した事件で、山梨県警は10日、神奈川県厚木市緑ケ丘5丁目の無職武井北斗容疑者(24)と山梨県甲斐市富竹新田のアルバイト金丸拓人容疑者(24)を強盗致死傷の疑いで逮捕し、発表した。いずれも認否を明らかにしていない。
県警捜査1課によると、2人は16年8月17日午後10時15分ごろ、甲府市朝気1丁目の若宮利雄さん(当時73)宅に押し入り、若宮さんに暴行を加え金品を奪おうとし、警報装置の作動で駆け付けた男性警備員(同34)にも暴行を加えた疑いがある。腹などに暴行を受けた若宮さんは搬送先の病院で翌18日に死亡し、警備員も顔などに約2週間の軽傷を負った。