森友学園への国有地売却をめぐる経緯 森友学園との国有地取引をめぐり、学園への便宜を否定する国会答弁を重ねた財務省前理財局長の佐川宣寿(のぶひさ)国税庁長官が急転直下、引責辞任した。森友問題で初めて、政府側が責任を認めた格好だ。しかし、疑惑は未解明のままで、事態はますます混迷の度を深めている。 タイムライン:佐川氏、辞任の最大の理由は「決裁文書」 9日夜、財務省。大勢の報道陣が詰めかけるなか、麻生太郎財務相は佐川氏との面会を終えて、緊急の記者会見に臨んだ。 「本人の申し出で退職することになった。国税庁長官として不適任という意識は私にはない。正直、残念だ」 国有地取引に関し、書き換えられた疑いのある財務省の決裁文書の担当局長として、「結果次第でさらに重い懲戒処分になる可能性がある」と通告したことを明かしたが、肝心の調査結果については言及を避けた。 書き換え疑惑で週明けに調査結果を出す直前に、なぜ佐川氏だけを減給処分にしたうえ、辞任させたのか。事実上の更迭にしては、政権の段取りはちぐはぐさが目立つ。会見の質問もこの点に集まったが、麻生氏は「(辞任を申し出た)本人の気持ちは理解してやらないといけない」「今でもきちんとした人だと思っている」などと繰り返すだけで核心には触れなかった。会見時間は約1時間に及んだ。 麻生氏の会見後、報道陣の前に佐川氏が姿を現した。辞任を決意した時期を問われると「そこは明確でなくて、いずれにしても今日の朝、大臣に辞任を申し出たということ」と述べるにとどめた。 佐川氏は理財局長だった昨年の通常国会で、森友学園問題での事実確認や記録の提出を拒み続け、「真相解明を阻んでいる」との批判を受けていた。そこへ決裁文書の書き換えという新たな疑惑が発覚。野党が引き続き証人喚問を求めていた矢先の辞任劇だ。 財務省が満足な説明をできない状態が続き、国会は与野党対立の膠着(こうちゃく)状態が続く。自民党の森山裕国会対策委員長は「一般人になられ、(国会招致が)難しくなった」と語り、早くも幕引きのための辞任であることを認めるかのようだ。 しかし、そう簡単な話ではない… |
「権力が苦悩与えている」 疑惑残し…佐川氏、急転引責
新闻录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语
相关文章
王毅外交部長、外国メディアに「真実の中国報道」求める
無形文化遺産の技術を伝えて貧困者支援 より張り合いのある暮らしへ
試練に対処し、BRICSは手を携えて前進
羊を数えても眠れない時、足を布団の外に出してみたら?
手を携えて最も厳密な共同対策網を構築
人類と重大な感染症の戦いに手を携えて勝利する
野党、佐川氏告発を提案「虚偽の答弁」 自民は慎重姿勢
DF酒井宏樹、控え組への気配り あえて頑張りに言及
15試合で10本塁打 清宮をあえて2軍で鍛える理由は
2度目の万博、あえてシンボルは作らず 大阪が描く夢
財務省調査結果「佐川氏?本当にそうなのか」籠池氏語る
佐川氏が改ざんの方向性 財務省が調査結果、20人処分
水面下で動く「立憲的改憲論」 あえて改正、権力を制約
佐川氏、停職3カ月相当 麻生氏は閣僚給与1年分返納
「A判定」でも不合格 増える浪人生、入学断る予備校も
首相「コメント控える」、佐川氏の不起訴に 参院本会議
なお疑惑、幕引き許されない 森友問題、佐川氏ら不起訴
佐川氏を再喚問要求へ 野党「今度は真相を洗いざらい」
ゴールデン街で禁煙掲げ30年 罵倒された日々越えて今
西野色、見えた 3バックも試行「臨機応変」な布陣に
三宅宏実「筋肉は覚えているはず」 全日本重量挙げでV
ジャンルも地域も越えて 阿部展也展、広島で
あえて炎上狙い、主張を拡散 JC素性明かさず過激投稿
バラエティー、ネットなら「振り切れる」 人気者も続々
大谷翔平、敵地ブーイングも初安打 打法変えて上向きに













