大勢の買い物客でにぎわう築地市場=30日午前7時50分、東京都中央区、樫山晃生撮影 築地市場(東京都中央区)が30日、年内最後の営業を終えた。延期していた豊洲(江東区)への移転が来年10月に決まり、80年を超える歴史に幕を閉じる。正月の買い出しでにぎわう市場で水産仲卸業者らは、「最後の年末」をかみしめながらも、新しい場所で一からブランドを築こうと思いを新たにした。 【VR動画】濱長・年末恒例の一本締め 約550の水産仲卸業者の店舗がある水産仲卸売り場。夜明け前から水産物の入った箱を積んだ業者の運搬車が店の間の路地を行き交い、家族連れや外国人観光客であふれていた。「カマス4匹」「イクラ2箱」。タイやブリ、カニがずらりと並ぶ店先で、テンポのいいやり取りが進む。 約30人の従業員がいる仲卸店「亀谷」では午前9時過ぎ、「来年も頑張りましょう」と一本締めをした。社長の亀谷直秀さん(57)は「今年はしみじみというよりも、先行きが見えた安堵(あんど)の方が大きい」と話す。 当初は昨年11月7日に移転する予定で、2年前の年末は「最後」だと感慨深かった。だが、昨年8月、小池百合子都知事が移転を延期。今年6月に再び移転が決まるまでの10カ月は不安ばかりだったが、「時間を置いて気持ちの整理がついた。いまは前を向くことが大事」という。 1940年創業の仲卸業「大芳」の宇田川浩社長(57)も、新たな市場を一からどう築き上げるかに気持ちを向ける。「築地市場は先輩たちが80年をかけて積み上げてきた。今度は僕らが後世のために豊洲で頑張らないといけない」 築地市場は年明けの競りが1月5日にあり、10月6日に最後の営業を迎える。(伊藤あずさ) |
築地市場、最後の年末 仲卸「先行き見えて安堵」
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