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明秀日立、7球で先制 強打の源はノルマつき近距離打撃

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-3-27 19:36:33  点击:  切换到繁體中文

 

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高知―明秀日立 二回裏明秀日立2死満塁、有住は左前に2点適時打を放つ。投手中屋①=奥田泰也撮影


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(27日、選抜高校野球 明秀日立10―1高知)


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「打ち負けない」。明秀日立の選手はこの言葉をよく口にする。一回から自慢の打線がつながった。


先頭の増田が高めに浮いた2球目をフルスイング。左翼フェンスを直撃する二塁打で口火を切ると、犠打で送った後、3番池田が左前に運ぶ。わずか7球の先制劇。増田、池田は「体が反応した」と口をそろえた。


春夏通じて初出場。甲子園では「無名」の明秀日立だが、打力は全国の強豪にひけをとらない。


2012年秋に就任した金沢監督は、強力打線を持ち味に青森・光星学院(現・八戸学院光星)を春夏通じて8回甲子園に導いた。坂本勇人(巨人)、北條史也(阪神)らは教え子だ。


光星でも取り組んでいたのが「近距離打撃練習」。マシンは使わず、打撃投手が通常よりも約5メートル近い、13メートルの距離から直球、変化球を織り交ぜて投げる。カウント0―2と追い込まれた設定で、安打を3本打つまで続ける。そうやって、タイミングの取り方、球の見極めといった強打者の下地を体に染みこませていく。


五回に左越え2点三塁打を放った芳賀は、追い込まれながら外に逃げるスライダーを捉えた。「変化球を見極めて食らいつけた」と胸を張る。チームは12安打、10得点。選んだ四球も10に上った。


次戦は優勝候補筆頭の大阪桐蔭が相手。芳賀は「組み合わせが決まった時から桐蔭を倒すのは自分たちだと思っている」。大きな壁を打ち破る。(藤田絢子)



○細川(明) 2試合連続の完投勝ち。「冬の練習の成果。習得したツーシームもうまく使えた。次の大阪桐蔭にも躍動感のあるピッチングをしたい」




 

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