
鈴鹿サーキットで販売されている「タイヤカスさきいか」(モビリティランド提供)
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アスファルトのように黒い「ラスク」、タイヤカスのような「さきいか」――。三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットのお土産が、ネット上で注目を集めている。リアルさを追求するその理由とは?

ツイッターで話題になった鈴鹿サーキットの「アスファルトラスク」(モビリティランド提供)
話題になっているのは、2013年5月から販売されている「アスファルトラスク」(税込み1080円)。サーキットの路面をイメージさせる竹炭を使ったラスクが、3月下旬にツイッターに投稿されると、「食えるのか?」「センスがずば抜けている」といった反響が寄せられた。

鈴鹿サーキットで販売されている「タイヤ饅頭」(モビリティランド提供)
「アスファルトというと黒いイメージがありますが、モータースポーツを行うレーシングコースは特殊舗装アスファルトのため、白い石が多く含まれています」と話すのは、鈴鹿サーキットを運営するモビリティランドの担当者。白い石は砂糖を使い、よりリアルな表現にこだわった。

鈴鹿サーキットで販売されている(左から)オイルカレー、モーターオイルドロップス、レッドゾーンカレー、レッドゾーンソース(モビリティランド提供)
ネットでは、「タイヤ饅頭(まんじゅう)」など他のユニークなお土産を挙げる声も。担当者によると、レーシングオイルのように真っ黒な「オイルカレー」、エンジンの回転数が限界に近い領域「レッドゾーン」をイメージした激辛ソースなども販売しているという。
なぜ、ユニークな商品を販売しているのか?
担当者によると、「誰かに渡す際のネタにしてもらい、コミュニケーションツールとして楽しんでほしい」という思いから、インパクトの強い商品企画に取り組んでいるという。
「遊びに来ていただいた際は遊園地やレースだけでなく、お土産探しも楽しんで下さい」と話す。(若松真平)