平昌五輪フィギュアスケート金メダルの羽生結弦選手(23)は22日、仙台市での祝賀パレードの後、記者会見した。主なやりとりは以下の通り。
フィギュア特集 Kiss and Cry
――パレードを終えての気持ちは。
僕自身もわくわくしながらこの数日を過ごした。また、「仙台に帰って来たな」という気持ちがあった。改めて今回の金メダルの重みを感じた。
――地元からの声援をどう受け止めているか。
みなさんが本当に応援してくださっていたのをニュースや記事などで知り、一つ一つの力が自分の背中を押してくださったんだなと改めて感じた。まだまだ復興という課題がある中で、大規模なパレードを開いてくださったことを重く受け止め、僕自身も県内、市内のみならず、世界中の方々に復興の手助けとなるような行動を心がけていかなければいけないなと思った。
――たくさんの声援の中、どんな声、何が見えたか。
皆さんが僕に注目している温かい目とか、「おめでとう」という声が、心に、また脳裏に焼き付いています。たぶんこれは、地元だからこその光景だと思うし、自分にしか味わえない光景や気持ちだったと思う。
――連覇が決まった直後と、今日とでの金メダルの重みの違いは。
平昌五輪の時も重みは感じた。…