3大会連続の銀メダルを獲得した日本女子(前列左から早田ひな、長崎美柚、後列左から石川佳純、伊藤美誠、平野美宇) 6日に閉幕した卓球の世界団体選手権(スウェーデン・ハルムスタード)で、3大会連続の銀メダルを獲得した日本女子。5日の決勝は中国に1―3で敗れたが、1番手の伊藤美誠(スターツ)が劉詩雯(リュウシウェン)を破ったことで、中国の分厚い壁を破る糸口が見えた。それは「高速卓球」だ。 伊藤の言葉が、手応えを示している。「中国選手にラリーで勝てたということは、すごくびっくりというか、本当にやってきて良かった」。元世界ランク1位を相手に、台から離れずに球の上がりばなをたたく打点の早い連打で、打ち勝った。 日本と中国との大きな差の一つは、ラリーでの攻防だった。日本選手が粘っても、中国勢はパワーと高い身体能力でねじ伏せてきた。だが伊藤はスピードで対抗。この1年、フットワークや体幹を鍛えた結果、ボールにより大きな力を伝えることも可能にした。 伊藤と同じ高校3年の平野美宇(日本生命)も、高速卓球を採り入れ、昨年のアジア選手権で中国トップ選手をなぎ倒して優勝した。今大会の決勝では、世界女王の丁寧に2番手でストレート負けしたが、第2、第3ゲームはジュースの接戦だった。石川佳純(全農)も、昨年から打球点の早い卓球を磨いており「中国との距離は縮まっている」と実感している。 さらに中国との差を縮めるために必要なのは、戦術の素早い切り替えだ。平野は「中国選手は試合の中での作戦が、すごく細かい」。不利な状況に陥った時、次の一手をすぐに繰り出せるか。甘いボールが来た時に確実に得点できる決定力の向上も、重要だ。(前田大輔) |
対中国「高速卓球」が突破口 世界選手権で見えた糸口
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