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将棋名人戦第3局の対局再開 羽生竜王、佐藤名人に挑戦

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-5-9 12:54:11  点击:  切换到繁體中文

 

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羽生善治竜王の封じ手は「7八玉」=2018年5月9日午前、奈良市、井手さゆり撮影


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佐藤天彦(あまひこ)名人(30)に羽生善治(はぶよしはる)竜王(47)が挑戦している第76期将棋名人戦七番勝負第3局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛、興福寺協力)は9日午前、対局が再開し、2日目に入った。両者1勝1敗で迎えた第3局。先手番の羽生挑戦者が8日午後6時半に封じていた53手目は▲7八玉だった。


9日午前8時40分すぎ、両対局者は対局室に入り、記録係の井田明宏三段(21)の読み上げで、1日目の指し手を盤上に再現した。立会人の福崎文吾(ふくさきぶんご)九段(58)が封じ手を収めていた封筒を開封し、「封じ手は7八玉ですね」と両対局者に確認。羽生挑戦者が53手目を実際に着手し、午前9時すぎ、対局が再開された。


封じ手の▲7八玉は、副立会人の畠山鎮(まもる)七段(48)が昨夜、封じ手予想を求められ、真っ先に答えていた手。「先手の玉側の端の位(9五歩と突き越した状態)が大きいので、玉がその位に近づく意味もあります」と話していた。将来、先手玉が攻められた時に脱出ができるよう準備しながら、玉を安定させた。


将棋名人戦七番勝負の持ち時間は各9時間で、1日目の消費時間は先手の羽生挑戦者が4時間7分、後手の佐藤名人が3時間56分だった。2日目はこの後、昼食休憩(午後0時半から1時間)と午後6時から30分間の休憩をはさみながら、夜までに決着する見通し。



本局の大盤解説会が各地で予定されている。


興福寺境内の興福寺会館での大盤解説会は、9日午後2時から終局まで。解説は斎藤慎太郎七段(奈良市出身)、増田裕司六段(奈良県御所市出身)、聞き手は山口絵美菜女流1級、村田智穂女流二段。入場料は千円。当日受け付け、先着順。問い合わせは興福寺(0742・22・7755)。


大阪・福島の関西将棋会館2階道場(06・6451・0220)での大盤解説会は9日午後5時から。解説は小林健二九段、聞き手は北村桂香女流初段。一般1500円など。


東京・千駄ケ谷の将棋会館での大盤解説会は9日午後5時から。解説は中原誠十六世名人と小倉久史七段。一般2千円など。問い合わせは同道場(03・3408・6167)。(佐藤圭司)




 

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