方堅沢さんは、「進行性筋ジストロフィー症」という難病を抱えている。3歳の時、手足に力が入らなくなり、だんだんと筋力が失われ、歩けなくなった。この病気の有病率は10万人に1人と言われており、今のところ治療方法は見つかっていない。人民網の微博（ウェイボー）公式アカウントが伝えた。

方さんは、大学進学後、「ペットのような」他人に頼りきりの暮らしを変えようと考え、自立した生活の可能性を求めるようになった。彼は、大学キャンパスおよび広州市街地にバリアフリー施設を建設するよう推進する活動を始め、バリアフリーの道を「突き進む」ことにした。また、スカイダイビングとダイビングにも挑戦している。彼は、国内初の『筋肉の病気を患ったダイバー』になるという夢を持っている。同時に、大学院受験も目指しており、自分の身体的能力を最大限に活用して、制限のない生活を送ろうとしている。（編集KM）

「人民網日本語版」2020年7月31日