ギャラクシー賞の贈賞式で、並んで司会をする久米宏さん(右)と小宮悦子さん=2018年5月31日午後、東京都渋谷区、小玉重隆撮影
優れた放送作品や放送人に贈られる第55回ギャラクシー賞(放送批評懇談会主催)の贈賞式が31日午後、都内のホテルで開かれた。今年は司会役として、キャスターの久米宏さんと小宮悦子さんが登場。往年の報道番組「ニュースステーション」(Nステ)以来となる名コンビの復活に会場が沸いた。
久米さんと小宮さんは、Nステのオープニングテーマ曲とともに登壇。久米さんが「2人で並んで仕事するのは20年ぶりです。お化けが出てきたと思わないように」と口火を切り、集まった人たちの笑いを誘った。「今日のキーワードはテンポ良く。(名前を呼ばれたら)すみやかに壇上に上がってきてください」と会場にいる受賞者たちを久米さんがせかすと、「慌てないでくださいね。転びますからね」と小宮さんがすかさずフォローした。
2人が受賞者らを囲み、インタビューする場面も。ゲストとして登壇した香取慎吾さんに対し、久米さんは「SMAPじゃないんだけど、まだSMAPのところもある妙な感覚。慣れました?」と、ストレートな質問をぶつけた。
香取さんは「こんなに直球で聞かれたのは、久米さんぐらいなんですけど……」と前置きした上で、「もうちょっと何カ月前だったら、もっとあたふたしたと思うんですけど。今、久米さんに聞かれても、あたふたの『あた』くらいなんで、ちょっとは慣れたのかなと思います」と、現在の心境を明かした。
なおも「自分でもまだ両方、や…