ボルダリングW杯へ向け、意気込みを見せる選手たち。左からショーン・マッコール(カナダ)、楢崎智亜、野口啓代、ショウナ・コクシー(英) 2020年東京五輪の新競技になったスポーツクライミング。3種目複合で争うこの競技の花形種目、「ボルダリング」のワールドカップ(W杯)第5戦が2日、東京都八王子市のエスフォルタアリーナ八王子で幕を開ける。日本は、4年連続で国別ランキング1位に輝いている最強国。男女のエースが前日会見に臨み、大会への意気込みを語った。 「今年こそ優勝」と頂点への意欲を隠さないのは、男子の楢崎智亜(TEAM au)だ。昨年の八王子大会は最終盤に逆転を許して2位に終わっただけに、この大会にかける思いは強い。 16年の世界選手権を日本勢として初めて制した実力者だが、今季はこれまでにない浮き沈みが激しいシーズンを送っている。 スイスでの開幕戦で2位に入ると、第2戦のロシア大会では2季ぶりの優勝。ただ、スタートダッシュに成功したことで「気が緩んだ」と、中国での第3、4戦はいずれも準決勝で敗退した。「自信をなくして、かなり落ち込みました」 八王子大会までの約2週間は、「『自分が一番強い』っていう感覚になるまで、得意な(体を大きく使う)動きを繰り返した」。黙々と壁に向かって取り戻した自信を胸に、自国開催の大舞台に挑む。 今季の日本選手で最も勢いがある女子の野口啓代(TEAM au)は、「調子は良い」と充実の笑みを浮かべた。第1、2戦はいずれも3位。3、4戦の中国大会で連続優勝を飾り、「プラン通りの成績」と自負する。現在、W杯ランキング2位。「中国での2連勝は想像していた以上。改善点が見つからず、その後はどんなトレーニングをして良いのか少し悩んだ」と語るほどの好調ぶりで、W杯3連勝を狙う。 この2人以外にも、開幕戦を制した女子の野中生萌、男子の藤井快(ともにTEAM au)ら、日本には優勝候補がずらり。2日の予選を経て、決勝は3日午後に行われる。(吉永岳央) |
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