ミャンマー北部カチン州パカンのヒスイ鉱山で24日朝、地滑りが起き、25人が行方不明になった。同州当局者が明らかにした。前日からの雨で地盤が緩んでいたことが原因とみられる。この鉱山では今月14日にも地滑りで15人が死亡している。
同州政府の担当者によると、地滑りは24日早朝に発生。現場では企業による採掘は行われておらず、許可なく入ってヒスイを捜していた人たちが巻き込まれたとみられる。
現場近くでは23日夜から24日朝にかけて激しい雨が降った。さらに地滑りが起きる可能性もあり、救助活動を始められないという。14日の地滑りの場所からは約15キロ離れている。(バンコク=染田屋竜太)