(24日、プロ野球 広島3―1阪神)
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2年前の沢村賞投手が調子を上げてきた。広島のジョンソンが七回途中1失点で、今月は3戦3勝。5連勝とし、チームでは11勝の大瀬良に次ぐ7勝目だ。「土のグラウンドの熱気があったが、思ったほど疲れなかった。いい投球ができている」
走者を置いてからの集中力はさすが。六回は四球と暴投で無死二塁としたが、糸井の投手強襲の当たりを好捕して投ゴロに。打球が当たったかと心配したコーチらが駆け寄ろうとしたが、グラブを何度も横に振って「大丈夫だ」とアピール。その後もロサリオ、ナバーロを直球で退けた。
交流戦までは投手陣が悩みの種だった。それがジョンソンの復調、育成選手出身でこの日も2番手で好投したフランスアの台頭もあり、死角が消えつつある。
○鈴木(広) 六回、試合の流れを決める一発。「(2ボールで)バッティングカウントだったので積極的にいきました」