自民党の稲田朋美元防衛相が、法曹界の護憲派を「憲法教という新興宗教」と批判するコメントを自身のツイッターに投稿し、その後、削除していたことがわかった。
稲田氏は29日、改憲団体「日本会議」の東京都中野支部の集会に参加。同日、支部長の弁護士について「法曹界にありながら憲法教という新興宗教に毒されず安倍総理を応援してくださっていることに感謝!」と投稿していた。
削除した理由について、稲田氏は31日、朝日新聞の取材に「『憲法を変えさえしなければ平和というのは違う』と書いたつもりだったが、投稿後に読み直して表現がきついと思い、自発的に削除した」と語った。