国土交通省の大塚高司副大臣が、山形県沖を震源とする最大震度6強の地震が起きた6月18日夜、飲酒していたクラブに地震の後も滞在し続けた問題で、石井啓一国交相は2日の閣議後会見で、「店に居続けたことは緊張感を欠いた行動だった」として大塚氏に厳重注意したことを明らかにした。
大塚氏は防災担当の副大臣。国交省に設置された災害対策本部の参集対象ではなかった。ただ、石井氏はいつまで店にいたかは報告を受けていないとした上で、厳重注意したことを明らかにし、「気を引き締めて国土交通行政にとりくんで頂きたい」と述べた。