自民党は7日の役員会で、来夏の参院選で「島根・鳥取」「徳島・高知」を一つの選挙区にする合区によって選挙区で擁立できない現職議員を、比例区に新たに導入された特定枠から擁立する方針を決めた。
特定枠は、参院定数を6増やす改正公職選挙法で新設された。比例区での当選者について、個人の得票数に関係なく、政党の判断で優先的に決められる。自民は法案提出時から合区により漏れる現職2人の救済に特定枠を使うことを公言し、野党から「党利党略だ」と批判を浴びていた。
野田氏、請求内容漏れは不問 「忖度」運用に疑念の目自民竹下派、石破氏支持で調整 衆院側は首相支持相次ぐ情報公開請求の事前伝達は「許容」 識者が国の見解批判杉田水脈議員の発言「差別だ」「まず謝罪を」 抗議デモ首相3選へ結束呼びかけ 細田派研修会、ゴルフは見送り野田聖子氏が総裁選へ政策集 推薦人確保のめどは立たず安倍首相と岸田氏、自民総裁選めぐり意見交換佐川氏偽証の告発、自公の同意なく実現せず 野党は反発