トランプ氏「トルコに何の譲歩もしない」強硬姿勢を継続——贯通日本资讯频道
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トランプ氏「トルコに何の譲歩もしない」強硬姿勢を継続

米国人牧師アンドルー・ブランソン氏がトルコでテロ組織支援などの罪に問われて自宅軟禁となっている問題で、トランプ米大統領は20日、ロイター通信とのインタビューで「(トルコは)ひどい間違いを犯している。何の譲歩もしない」と強硬姿勢を示した。トランプ政権は追加制裁も検討しており、トルコ側に揺さぶりをかけている。


牧師の釈放をめぐって、トランプ政権は今月1日、トルコの閣僚2人の米国内の資産を凍結するなどの経済制裁を発動。さらに10日にはトルコの鉄鋼・アルミへの追加関税の引き上げを発表し、圧力を強めている。関税引き上げは欧州経済などへの影響も懸念されるが、トランプ氏は「私は心配していない。(関税引き上げは)やるべき適切なことだ」と語った。


一方、米メディアによると、トルコはブランソン氏釈放の見返りに、米国の対イラン制裁に違反したとして米当局の捜査対象となっているトルコ国営銀行への捜査中止を提案したが、米国側が拒否した。同行は数十億ドル(数千億円)の罰金を科される可能性があるという。


ブランソン氏はトランプ氏の最大の支持基盤であるキリスト教福音派の牧師。トランプ氏は、11月の米中間選挙を見据えて強硬な態度を継続するとみられる。(ワシントン=杉山正)


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