6月末に閉店した名古屋・栄の百貨店「丸栄」本館にあったエレベーター扉が、入札にかけられて販売されている。18日まで。
日本を代表する洋画家・東郷青児が扉絵をデザインし、髪の長い女性2人が描かれている。縦215センチ、横150センチ、厚さ5センチ。鉄製で約80キロある。店内には20セットほどあるが、そのうち10セットを販売する。客から問い合わせがあったことから、一般向けの販売を決めた。入札開始額は54万円(税込み)からで、入札単位は1万円。送料別で、愛知県内の配送に限る。広報担当者は「地元に愛された百貨店のため」としている。
詳細は丸栄のホームページ(
http://www.maruei.ne.jp/
)で。問い合わせは入札会事務局(052・962・3107)。