南北首脳会談のため訪朝した韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は20日午前、金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長とともに中朝国境の白頭山(ペクトゥサン)を登山した。同行した平壌共同取材団によると、正恩氏は終始上機嫌で、冗舌だったという。
文氏と正恩氏は別々の飛行機で平壌を出発し、白頭山に近い三池淵空港で合流。車とケーブルカーを使い、山頂近くにあるカルデラ湖「天池」に到着した。現地には、実妹の金与正(キムヨジョン)氏や金英哲(キムヨンチョル)党副委員長ら側近が先に着いていた。
正恩氏は開口一番、「中国の人…