通算本塁打はゼロ。「守備の男」と言われたプロ野球ロッテの岡田幸文外野手(34)が今季限りで現役を引退することが、球団から25日に発表された。
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岡田は全足利クラブから2008年秋の育成ドラフト6位でロッテに入団。守備範囲の広さを武器に1年目に支配下登録され、、11年には外野手のシーズン359守備機会連続無失策のパ・リーグ記録を作った。
一方で、打撃ではプロで1本も本塁打を放ったことがなく、デビューから2496打席本塁打ゼロのプロ野球記録を持っている。16年10月4日の楽天戦第4打席で三塁打を放って以降、安打は出ておらず、連続打席無安打は57に。野手では南海・桜井輝秀が77~78年に記録した58打席のプロ野球ワースト記録に王手をかけている。
残り14試合。ユニホームを脱ぐ日までに不名誉な記録を止められるのか。そして、待望の一発は飛び出すか。(山口裕起)