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立憲が亀石弁護士の擁立を発表 参院大阪、他党は警戒

来年夏の参院選に向け、立憲民主党は28日、大阪選挙区(改選数4)で新顔の亀石倫子(みちこ)弁護士(44)を公認することを決め、発表した。同選挙区は現職4人に加え、自民党と日本維新の会が議席増を目指す混戦状態。著名な女性弁護士の擁立に各党は警戒感を強めており、注目選挙区となりそうだ。


28日に開かれた立憲の常任幹事会で決定した。その後、枝野幸男代表が大阪市内で亀石氏と並んで記者会見を開き、「能力のある女性が力を発揮できる社会を作っていくうえからも、(弁護士としての亀石氏の)経験が生きる」と強調。同党が参院選で擁立に力を入れる女性候補の「目玉」とする考えを示した。


亀石氏は北海道出身。通信会社勤務を経て2009年に大阪弁護士会に登録。GPS捜査の適法性を争う裁判などに携わり、コメンテーターとしてテレビにも出演している。この日の会見では、自らがかかわった刑事訴訟の経験から「刑罰を科す法律について、恣意(しい)的に解釈されたり運用されたりしないように立法行為に関わっていきたい」と語った。


大阪選挙区では13年参院選で…


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