米地質調査所(USGS)によると、カリブ海の島国ハイチで6日午後から7日午後にかけて2度、大きな地震が発生した。現地の報道などによると、少なくとも計15人が死亡し、約300人が負傷した。
USGSによると、最初の地震は6日午後8時すぎに発生。震源はハイチ北部のポールドペの北西19キロで、マグニチュード(M)5・9。震源の深さは約12キロ。2度目の地震は7日午後4時ごろに発生し、M5・2。震源はポールドペの北北西16キロで、震源の深さは約10キロ。ロイター通信によると、ポールドペや周辺の町では家や教会が倒壊し、下敷きになるなどして、少なくとも計15人の死亡が確認されたという。
ハイチでは2010年、M7・1の巨大地震が起き、30万人以上が死亡した。(サンパウロ=岡田玄)