青森県つがる市の国道で4人が死亡した多重事故で、運転者が酒を飲んでいるのを知りながら同乗したとして道路交通法違反(酒酔い運転同乗)容疑で22日に逮捕された野呂祐太朗容疑者(33)は今月1日、朝日新聞の取材に応じ、事故当時の状況について「酔っていてわからない」などと話していた。主な一問一答は次の通り。
酒飲み130キロで暴走容疑、男を逮捕 4人死亡事故
犠牲となった女性、目から流れていた涙 4人死亡事故
――事故前に高杉祐弥容疑者(危険運転致死傷容疑で逮捕)とお酒を飲んでいたという話がある
高杉とは一緒にいましたけど、高杉が飲んでいたかどうかは私は見ていない。
――乗用車に乗っていた3人でバーベキューをしていたのか
いやいや、もっと(多くの人数で)。
――高杉容疑者は酒を飲んでいないのか
私が行ったときには高杉は水しか飲んでいなかった。
――その後3人で「車に乗ろう」となったのか
たぶんなったのかと思うが、酔っていてわからない。事故の記憶もなくて、気がついたら病院のベッドの上だった。
――飲酒運転ではなかったのか
ないんじゃないですかね。