青森県八戸市の長根公園にある屋外スケートリンクで今月2日、60代女性が滑走中に転倒し、その後死亡していたことが7日、わかった。転倒と死亡の因果関係は不明だが、公園側は「安全にスケートができるように注意を喚起していく」としている。
公園の管理会社エスプロモによると、2日午後1時10分ごろ、来場していたスケート客から「頭を打った女性がいるので対応してほしい」と連絡があり、スタッフが女性を車いすで医務室に運んだ。当初意識はあったが、その後容体が急変。家族が救急車で病院へ搬送したが、その日のうちに死亡したという。
スタッフが見た時、女性はニット帽をかぶっていたが、ヘルメットは着用していなかった。公園側はこの事故を受け、ヘルメット着用を呼びかける放送の回数を増やすなどの対応をとったという。