立憲民主党は24日の両院議員総会で、政治資金の問題が指摘されている近藤昭一衆院議員(愛知3区)の副代表と選挙対策委員長の役職辞任を了承した。後任の選対委員長は長妻昭代表代行が務める。
立憲・近藤副代表、会費制イベントの収支を不記載
両院議員総会では、枝野幸男代表が近藤氏から「国会で厳しく追及するにあたり、党に迷惑をかけては申し訳ない」として辞任の申し出があったことを報告。その上で「(近藤氏のケースは)事務所の事務的な手続きで、他党のみなさんの問題とは本質的に違う」と強調した。
近藤氏は、2014年に地元支援者ら向けに会費制のイベントを催しながら、自らが代表を務める政治団体の収支報告書に記載していなかったと指摘されている。