外務省は26日、北方四島での共同経済活動や、日本とロシアによる平和条約締結に向けた話し合いをする外務次官級協議を31日にモスクワで行うと発表した。森健良外務審議官とロシアのモルグロフ外務次官が出席する。
プーチン大統領が9月に平和条約を前提条件なしで年内に締結するよう提案して以降、初の次官級協議。11月中旬にシンガポールで予定している安倍晋三首相とプーチン氏による会談に向けて地ならしをする。
次官級協議に先立ち、共同経済活動に関する局長級作業部会を29日に東京で、30日にモスクワで行うことも発表した。